ドレミの篠笛と言えば蘭情さんが有名なのですが、数年前に蘭情さんの笛がもう手に入らないかもしれないということになってしまい、そこで注目されたのが立平さんの篠笛、という話を聞いたことがあります。
篠笛は和楽器なのだから西洋音階は出せなくて当然だという考えもあるのですが、それでも正確なドレミ笛は需要が高く、私もドレミ笛はできるだけ正確な音程であって欲しいと思ってます。
立平さんは新素材篠笛「環」を開発して学生たちに無料で配ったりしています。これには技術の安売りだと批判の声もあるみたいですが、公式ツイッターいわく
僕は自分のブランドを育てるコトに一切、興味がないです。— 水落立平(篠笛) (@fueshi_rippei) April 6, 2019
プライドもないし、安い笛を作る業者で全然オーケーです。
僕の想いはただひとつ、できるだけ多くの人たち(特に若者)に笛を届ける。
ただそれだけなんです。#篠笛 #立平 #shinobue pic.twitter.com/mj0sGawVJF
僕は自分のブランドを育てるコトに一切、興味がないです。 プライドもないし、安い笛を作る業者で全然オーケーです。 僕の想いはただひとつ、できるだけ多くの人たち(特に若者)に笛を届ける。 ただそれだけなんです。
とのことです。
そもそも笛職人でウェブで情報発信をしていないことは普通なので、ツイッターをやってる時点で珍しいことですね。
ツイッターを見ていると、複数の職人さんで作業を分担しているようなことがうかがえます。
私が出会った笛吹きの方にも立平さんの愛用者はいます。そのとき1度だけ笛を借りたことがあります。それは3万円くらいといっていました。最低音から大甲まで一切力むことなく気持ちよく鳴らせました。その笛を吹くのはまったく始めてだったのに。
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